オーストラリアのインターネット事情

年々そのスピードは上がっているものの、他の国々の進歩の速さに遅れをとってしまっています。インフラ面の整備が必要となる場合は特に、広大な国土とその割に少ない人口により、費用対効果の面で不利な立場となります。オーストラリア留学を考えている方の中には、「オーストラリアのインターネットは遅いって本当?」「オンライン授業は大丈夫?」と気になる人も多いでしょう。ここでは、日本とオーストラリアのインターネット速度やWi-Fi環境の違いをわかりやすく紹介します。

 

日本とオーストラリアのインターネット速度の違い

比較項目 日本 オーストラリア
平均速度 約200〜300Mbps 約60〜80Mbps
通信の安定性 とても安定 地域によって差がある
主な回線 光回線(フレッツ光など) NBN(National Broadband Network)
Wi-Fi環境 家・カフェ・公共施設などどこでも快適 都市部は良好、地方は不安定なことも

日本のインターネットは世界的にも高速で安定していますが、オーストラリアは地域によって速度に差が出るのが特徴です。

 都市部と地方での違い

  • シドニー・メルボルン・ブリスベンなどの都市部
    光回線(NBN)や5Gも普及しており、動画やZoom授業も問題なし。
  • ケアンズなどの地方や郊外エリア
    衛星回線や無線ネットが中心で、通信速度が遅くなることがあります。

知っておきたいインターネット事情

  • ホームステイやシェアハウスのWi-Fiは速度が遅いこともあるので、事前に確認しておくと安心です。
  • データ制限付きのプランもあるため、「無制限(Unlimited)」プランを選ぶのがおすすめ。
  • 学校や図書館、カフェなどでも無料Wi-Fiが使えますが、日本ほど安定していない場合もあります。

快適に使うためのポイント

  • オンライン授業では動画画質を下げる(480pなど)と安定しやすい。
  • 都市部なら4G/5Gのモバイルデータも速く、短期滞在ならプリペイドSIMやポケットWi-Fiが便利。
  • もし通信が不安定な場合は、通信会社を変えると改善することもあります。

まとめ

  • オーストラリアでも日常生活に困ることはほとんどなし

  • オーストラリアのインターネットは日本ほど速くはありませんが、都市部では十分な速度でオンライン授業・動画視聴・SNS利用も問題なく可能です。

  • 地方に滞在する場合は、データ制限や速度を確認してから滞在先を選ぶと安心です。