オーストラリアの携帯会社
7ーストラリアでも携帯電話は必需品です。多くの留学生やワーキングホリデーのみなさんは、オーストラリア到着後すぐに携帯電話を購入します。他にも日本からSIMロックフリーの携帯を持ってくる方や、携帯電話をレンタルする方もいらっしゃいますが、ここでは現地の携帯会社と提供されるサービスについて説明します。
留学生やワーキングホリデーの方は、多くの場合プリペイドのプランを選択します。携帯プランに関する最新の情報は各社ウェブサイトをご確認ください。
オーストラリアの通信キャリア
オーストラリアの大手携帯電話会社は、Telstra、Optus、Vodafoneの3社で、この3社は自前の通信ネットワークを持つ通信事業者(通信キャリア)です。
Telstra(テルストラ)
オーストラリア最大の電気通信情報サービス企業です。日本のNTTのようにかつては国営企業でしたが、1997年から段階的に政府が保有する株式が放出され、2011年には完全に民営化されました。2016年現在の携帯電話契約数は1,690万件で、オーストラリアの携帯市場の53%を占めています。料金は若干高めですが、ネットワークのカバー率の高さ(オーストラリア人口の99.4%)と安定したサービスから、特にビジネスで多く利用されています。固定電話、携帯電話、インターネットをはじめ、広範囲な通信サービスを提供する会社です。
プリペイドプラン
大きなショッピングセンターには、Telstraショップが入っていますので、そこでTelstra専用(SIMロックあり)のプリペイド携帯や Starter Kit(SIMカード)を購入できます。また、スーパーマーケットなどでもSIMカードが購入できます。詳しくは、Telstra Prepaid Plans and Prepaid SIM公式サイトでご確認ください。
Telstraプリペイド携帯のアクティベーション
携帯電話とSIMカードを購入した後はアクティベーションが必要となります。Telstraショップで携帯電話を購入した場合は、店員さんに頼めばその場でSIMカードを機体に挿入し、アクティベートしてくれます。ただし、その場合はIDチェックのためにパスポートが必要となりますので、忘れずに持参しましょう。アクティベートが完了しても、通話ができるようになるまでにはしばらく時間がかかることがあります。また新品の携帯電話はバッテリー残量が少ないので、すぐに充電したほうが良いでしょう。
自分でアクティベーションをする場合は、まず携帯電話の機体にSIMカードを差し込み電源を入れます。電源投入後間もなくSMSが送られてきます。そこに記されたリンクをたどり、個人情報やパスポート情報等を入力するとアクティベーションを行うことができます。仮にSMSが送られてこなかった場合には、ブラウザアプリからhttps://www.telstra.com.au/mobile-phones/activate のページを開くことによって、同様にアクティベーションの手続きが可能です。
アクティベーションに必要な、Service number (ご自分の電話番号となります)、またはSIM serial number は、SIMカード(Starter Kit)のパッケージに記載されています。作業手順は以下の通りです。
- Service number / SIM Serial number の入力
- 個人情報の入力
- パスポート情報の入力(他のIDでも可能ですが、渡豪直後の方は他のIDはほぼ持っていないでしょう。)
- プランの選択
- アクティベート
Optus(オプタス)
正式な会社名は SingTel Optus Pty Limited といいます。シンガポール最大の通信会社シンガポールテレコムを親会社に持つ、オーストラリア第2の通信会社で、携帯電話では約30%の市場シェアを持ちます。留学生やワーキングホリデーの方々にも人気があり、携帯ネットワークの人口カバー率は98.5%です。固定電話、携帯電話、インターネット、その他の通信サービスを提供します。
プリペイドプラン
大きなショッピングセンターには、Optusショップが入っていますので、そこでOptus専用(SIMロックあり)のプリペイド携帯やSIMカードを購入できます。また、スーパーマーケットなどでもSIMカードが購入できます。詳しくは、Optus Prepaid Plans and Prepaid SIM公式サイトでご確認ください。
Optusプリペイド携帯のアクティベーション
携帯電話とSIMカードを購入した後はアクティベーションが必要となります。Optusショップで携帯電話を購入した場合は、店員さんに頼めばその場でSIMカードを機体に挿入し、アクティベートしてくれます。ただし、その場合はIDチェックのためにパスポートが必要となりますので、忘れずに持参しましょう。アクティベートが完了しても、通話ができるようになるまでにはしばらく時間がかかることがあります。また新品の携帯電話はバッテリー残量が少ないので、すぐに充電したほうが良いでしょう。
自分でアクティベーションをする場合は、まず携帯電話の本体にSIMカードを差し込み電源を入れます。電源投入後、指示に従ってアクティベーションを行います。ブラウザアプリからhttps://www.optus.com.au/activate のページを開くことによっても、アクティベーションの手続きが可能です。
アクティベーションの作業手順は以下の通りです。
- SIM Number(13~19桁)の入力(SIM自体か、SIM Holderカードに記載)
- 個人情報の入力
- Your Number(ご自分の電話番号となります)の確認
- プランの選択
- リチャージ
- パスポート情報の入力(他のIDでも可能ですが、渡豪直後の方は他のIDはほぼ持っていないでしょう。)
- アクティベート
Vodafone(ボーダフォン)
正式な会社名は TPG Telecom Limitedといいます。Vodafone Hutchison Australia Limitedはオーストラリア第2位のインターネットサービスプロバイダーであるTPGと合併しオーストラリア証券取引所(ASX)に2020年6月に上場されました。現在オーストラリアでは第3の通信業者でネットワークカバー率も99%です。Vodafone の5Gネットワークも大都市を中心に、2020 年半ばからシドニー、メルボルン、ブリスベン、アデレード、キャンベラ、パースの地域に導入されています。
プリペイドプラン
大きなショッピングセンターには、Vodafoneショップが入っていますので、そこでVodafone専用(SIMロックあり)のプリペイド携帯やSIMカードを購入できます。また、スーパーマーケットなどでもSIMカードが購入できます。詳しくはVodafone Mobile Prepaid Phone Plans公式サイトでご確認ください。
Vodafoneプリペイド携帯のアクティベーション
携帯電話とSIMカードを購入した後はアクティベーションが必要となります。Optusショップで携帯電話を購入した場合は、店員さんに頼めばその場でSIMカードを機体に挿入し、アクティベートしてくれます。ただし、その場合はIDチェックのためにパスポートが必要となりますので、忘れずに持参しましょう。アクティベートが完了しても、通話ができるようになるまでにはしばらく時間がかかることがあります。また新品の携帯電話はバッテリー残量が少ないので、すぐに充電したほうが良いでしょう。
自分でアクティベーションをする場合は、まず携帯電話の本体にSIMカードを差し込み電源を入れます。電源投入後、指示に従ってアクティベーションを行います。ブラウザアプリからhttps://activation.services.vodafone.com.au/ のページを開くことによっても、アクティベーションの手続きが可能です。
アクティベーションの作業手順は以下の通りです。
- Activation Key の入力(SIM自体か、Starter Packに記載)
- 個人情報の入力
- パスポート情報の入力(他のIDでも可能ですが、渡豪直後の方は他のIDはほぼ持っていないでしょう。)
- プランの選択
- アクティベート
MVNO(格安SIM)
オーストラリアでは上に挙げた3社の他にも、それらの通信ネットワークを利用したMVNO (Mobile Virtual Network Operator) の各社が携帯電話サービスを提供しています。MVNOの数は多く、提供するサービスや料金も様々です。ここではその中でも比較的有名で、スーパーなどの小売店でもSIMカードが入手できる会社を取り上げます。
格安携帯電話
スーパーのチラシなどを見ると、携帯電話が安売りされているのをよく見かけます。例えば下の写真の広告は大手スーパーマーケットのものですが、定価$59のスマホが半額以下の$29で販売されています。ただし、こういった格安の機種は、たいていどこかの携帯会社専用でSIMロックがかかっています。携帯電話本体を購入する際は、まずは自分に合ったプランを提供している携帯会社を選び、その会社の専用機種(割安)か、SIMロックフリーの機種(割高)を選びましょう。





