留学/ワーキングホリデー 出発前準備
![出発前準備](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=710x10000:format=jpg/path/s3a2f3810e6d5165a/image/i21bba458b50d5cea/version/1456030100/%E5%87%BA%E7%99%BA%E5%89%8D%E6%BA%96%E5%82%99.jpg)
パスポート申請
海外へ出かけるために必須となるのがパスポート(旅券)です。他の手続きの際にも必要になることがありますので、取得されていない方は時間的余裕をもってパスポートを取得しておくことをおすすめします。
既にパスポートをお持ちの方も、パスポートの残存有効期間を忘れずにチェックしてください。
パスポートは、海外で通用する数少ない身分証明書の一つです。渡航中はしっかり管理して紛失、盗難のないよう気をつけましょう。万が一のために、コピーも必ず用意しておいてください。パスポートの申請方法、料金、必要書類についての詳細は、外務省公式サイトをご確認ください。
![5年有効 10年有効 パスポート](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=343x10000:format=jpg/path/s3a2f3810e6d5165a/image/ie32220edb10c97b1/version/1455166119/5%E5%B9%B4%E6%9C%89%E5%8A%B9-10%E5%B9%B4%E6%9C%89%E5%8A%B9-%E3%83%91%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88.jpg)
パスポート有効期間とビザとの関係
- ETA の有効期間は1年間ですが、パスポートの残存有効期間が1年未満の場合はパスポートの期限までとなります。
- 学生ビザ、ワーキングホリデービザの有効期間はパスポートの期限に左右されませんが、パスポートが変わった場合には必ずオーストラリア移民局に届出る必要があります。取得したビザはパスポート番号とリンクされます。変更事項があった場合に移民局への連絡を怠ると、オーストラリア入国時に長時間待たされたり、最悪は入国拒否されることもあります。
海外旅行保険/留学保険
![Travel Insurance](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=343x10000:format=jpg/path/s3a2f3810e6d5165a/image/i5546d25499ae3b79/version/1455165885/travel-insurance.jpg)
万が一に備えて海外傷害保険/留学保険に加入することを強くお勧めします。海外旅行保険加入者がキャッシュレスで診察を受けられる診療所(日本語通訳が常勤している所もある)もあります。また、学生ビザ取得時に義務付けられている留学生健康保険/Overseas Student Health Cover(OSHC)と違い、携行品損害などもカバーされている保険もあります。
国際運転免許証
オーストラリアは車社会です。都市部は公共交通網がある程度整備されていますが、少し郊外に出ると車での移動が断然便利です。外国で車を運転するのは心配 だとお思いでしょうが、もし日本の運転免許証をお持ちであれば、国際運転免許証(正式には国外運転免許証)を取得しておくのも良いでしょう。ただし、運転 の際は必ず日本の運転免許証も合わせて携帯する必要があります。
![カンガルー 注意 道路標識](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=343x10000:format=jpg/path/s3a2f3810e6d5165a/image/if2276f6d2906ac54/version/1455166384/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%BC-%E6%B3%A8%E6%84%8F-%E9%81%93%E8%B7%AF%E6%A8%99%E8%AD%98.jpg)
国外運転免許証の申請は、運転免許証に記載されている都道府県の運転免許センター・警察署・運転免許試験場にお問い合わせください。
実は日本の運転免許証はオーストラリアでも有効なのですが、すべて日本語で書かれていますので、国際免許証が無い場合は各州政府指定の機関で翻訳したものも合わせて携帯する必要があります。
オーストラリアの交通ルールは基本的には全国同じですが、各州によって一部異なるルールを適用してい
ることがあります。事前に交通ルールを良く調べたうえで、地域の交通事情に慣れてから運転することをお勧めします。オーストラリアで運転するにはのページもご覧ください。
公的手続
海外転出届(住民移動届)
法的に厳密な定めがないため役所によって若干対応が異なりますが、長期間海外に滞在する場合は、海外転出届(住民異動届)を提出することにより、住民登録が無い状態にすることができます。一般的には1年以上の滞在を目安として、海外転出届が提出できます(役所によっては1年以上であってもワーキングホリデーは休暇・旅行扱いとなる場合もありますので、詳しくは住民票のある役所でご確認ください)。住民登録がなくなると渡航中の国民年金は強制から任意に変わり、国民健康保険は脱退することになります。届出は出国の2週間前から受け付けています。
所得税
日本国内で発生した所得に対しては所得税がかかりますが、オーストラリア渡航中に現地で働いて得た所得に対してはオーストラリアの所得税が課され、日本の所得税は課されません。所得税に関する詳しい情報は、最後に勤務されていた会社の経理担当者または、税務署にご相談ください。
住民税
住民税は毎年1月1日現在の住所地の市町村で前年の所得を基に課税されます。出国前に残りの税額を前納する、口座振替で納める、あるいは家族に納税を代行してもらうなどの方法で対応できます。住民税に関する詳しい情報は、居住地の役所にお問い合わせください。
航空券手配
日本からオーストラリアへのフライトは、留学、ワーホリに限らず、観光、商用の方もジェットスター航空を利用されるケースが圧倒的に多いようです。航空券はジェットスターのサイト(日本語)からネット予約ができます。
![成田空港第三ターミナル](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=343x10000:format=jpg/path/s3a2f3810e6d5165a/image/i157e993910257441/version/1455426291/%E6%88%90%E7%94%B0%E7%A9%BA%E6%B8%AF%E7%AC%AC%E4%B8%89%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%AB.jpg)
ビザ申請
留学の目的、期間などに応じて適切なビザを申請します。
ETA(電子入国許可)
対象
3ヵ月未満の短期留学
申請方法
通常ビザ申請は公式サイトから行うのが最も安上がりなのですが、ETA申請の場合は代行業者に依頼する方が安くなることがあります。
オーストラリア政府公式サイト(https://www.eta.immi.gov.au/ ; 日本語ページあり)からオンライン申請が可能です。$20のシステム利用手数料がかかり、クレジットカード(Visa, MasterCard, American Express, Diners Club, JCB)での支払いとなります。
申請代行サービスを利用することにより、1,000円以下で取得が可能です。団体申請や、一ヵ月以上前までの申請などでは400円を切るところもあるようです。出国日ぎりぎりになると料金が高くなることもありますので、代行業者を利用する際は余裕を持って依頼しましょう。
学生ビザ
対象
3ヵ月以上の長期留学
申請方法
オーストラリア政府移民局公式サイト(https://www.border.gov.au/)からオンライン申請が可能です。ビザ申請の前に ImmiAccount と呼ばれるオンラインアカウントを作成する必要があります。
ワーキングホリデービザ
対象
就学だけでなく、ホリデーを楽しんだり、働いたりしながら国際交流を体験したい方など(年齢制限などの制約あり)
申請方法
オーストラリア政府移民局公式サイト(https://www.border.gov.au/)からオンライン申請が可能です。ビザ申請の前に ImmiAccount と呼ばれるオンラインアカウントを作成する必要があります。詳しい申請方法は以下のページをご確認ください。
健康診断/歯科検診
慣れない土地で病気やケガをしてしまうと、本人はもちろん家族にも大きな心配をかけてしまいます。海外旅行保険/留学保険などで金銭的な負担は軽減できますが、精神面でも安心できるよう特に健康面に不安のある方は、出国前に健康診断を受けておくことをお勧めします。
![病院 医者](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=343x10000:format=jpg/path/s3a2f3810e6d5165a/image/i7d69b5cdd250692f/version/1455254839/%E7%97%85%E9%99%A2-%E5%8C%BB%E8%80%85.jpg)
一方、歯の治療は海外旅行保険/留学保険などではカバーされないことが多いため、金銭的な負担が大きくなります。オーストラリアの歯科治療費は日本に比べて高額と言われています。日本では公的健康保険の適用により一般的な負担額が3割で済むのに対し、オーストラリアでは歯の治療には公的健康保険(Medicareと呼ばれる)は一般的に適用されないのがその理由です。つまり、日本の歯医者さんで保険適用外治療費を毎回支払うような感覚です。
![虫歯が痛む](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=343x10000:format=jpg/path/s3a2f3810e6d5165a/image/i87dc1fc359b222bd/version/1455166600/%E8%99%AB%E6%AD%AF%E3%81%8C%E7%97%9B%E3%82%80.jpg)
日本を出国する前に歯医者さんに行って虫歯のチェック・治療をしてもらいましょう。親知らずの抜歯を済ませてくる方も多いです。