ANZ Bank 口座開設

ANZ Bank - Cairns Central

 ANZ銀行はオーストラリア4大銀行の1つで、世界30以上の国と地域で業務展開しています。日本にも支店(法人向け)を持っていることや、日本語を話すスタッフが常勤する支店もあることから、日本からのワーキングホリデーや留学生の多くに利用されています。

東京にも支店を持っていますが、残念ながら個人の口座開設等のサービスは行っていないようです。

口座開設の方法は以下の2通りがあります。

  • 現地支店で開設
  • オンラインで開設 (オーストラリア入国後に可能)

現地到着後に口座開設

この方法が最も一般的です。英語に自信のない場合は、ホストファミリーや語学学校で知り合った友達などに付き添ってもらって手続きを行うケースもあります。また、都市によっては日本人の常勤する支店もあります。現地の支店で口座開設の手続きをする場合、以下が必要となります。

  • パスポート(入国後6週間以内であればパスポートのみで本人確認が可能)
  • マイナンバー
  • 電話番号(無くても可。後でインターネットバンキングで変更可能)
  • メールアドレス(これが無いと、インターネットバンキングの設定ができません。後でインターネットバンキングで変更可能)
  • 住所(後でインターネットバンキングで変更可能)

口座開設手続き

新規に口座を開設する場合、以下のような手続きが行われます。所要時間は40~60分程度で、予約が必要な場合もあります。

  • まずは新規で口座開設(open a new bank account)をしたい旨とビザの種類を伝えます。
  • 本人確認書類の提出が求められます(入国後6週間以内であればパスポートのみで本人確認が可能)。
  • オーストラリア以外の国の納税者番号(Taxpayer Identification Number)を聞かれます。日本の場合はマイナンバーがこれに該当します。
  • 普通預金口座(Everyday banking account / transaction account)の説明をしてもらいます。その際に、口座維持手数料(Monthly account service fee)がかかるのかどうかも案内されます。
  • オンライン預金口座や積立口座などの開設を希望するかどうかを聞かれます。
  • スーパーアニュエーション(Superannuation)口座を開くかどうかを聞かれることもあります。
  • インターネットバンキングを利用するかどうかを聞かれます。
  • インターネットバンキングのセキュリティーコードやセキュリティクエスチョンなどを設定し、インターネットバンキングの基本的な機能についても説明されます。
  • 電話番号、メールアドレス、住所を登録します(後でインターネットバンキングで変更可能)。
  • タックスファイルナンバーを持っている場合は口座に登録します(後でインターネットバンキングで登録可能)。
  • セキュリティーコードの設定(次回から本人確認のために利用されるもので、アルファベットか数字の組み合わせを設定します。以後窓口や電話で聞かれる場合もありますので、自分が覚えやすいのはもちろん、言い易さも重要です。)
  • キャッシュカードの色を選択
  • キャッシュカードの送付先を決めます。1週間程度かかりますので、住所が不確かな場合は支店での受け取りをお勧めします。キャッシュカードが手元に届く前に引き出しが必要な場合は、パスポートを見せれば支店の窓口で引き出しができます。受け取ったカードは支店にて暗証番号(PIN)を登録する必要があります。またカード使用前にアクティベートをする必要がありますが、ANZの支店かインターネットバンキング、電話ですることができます。 

口座の種類

ANZ Access Advantage

ANZ銀行の普通預金口座(Everyday Banking Account)は、「Access Advantage Account」 と呼ばれます。通常は月$5の口座維持手数料がかかるのですが、オーストラリア国外からオンライン口座開設を行った場合は1年間口座維持手数料が無料となります。また、25歳未満の方、学生ビザの方、毎月$2,000以上の入金がある方も毎月の手数料が免除されます(支店によってはワーキングホリデービザの方も手数料が1年間無料になることもあります。)手数料に関しては支店の裁量で無料になることがありますので、支店にて直接ご確認ください。 

この口座だけ作っておけばひと通りのことができますが、口座開設の際、銀行スタッフから他の口座開設も進められるケースが多いようです。入金する金額や仕事をする予定の有無にもよりますが、概ね以下の口座を進められます。

 

ANZ Online Saver

日本と違いオーストラリアは今でも高金利を維持しています。「Access Advantage Account」には利息が付きませんので、日々の出し入れに必要な分以外は利息の付く口座に移せたら便利です。そのような目的で利用されるのが 「Online Saver Account」と呼ばれる口座です。「Access Advantage Account」とリンクされ、口座維持手数料はかからず、最小預金額の制限もありません。定期預金(Term Deposit)ほどの利息は付きませんが、期限的制約がないのが利点です。

 

ANZ Progress Saver

「Online Saver Account」に似ていますが、こちらは積立口座です。「Online Saver」より高金利ですが、月々$10以上の入金をする必要があります。また、引き落としのあった月は利息が付かないといった制約もあります。こちらも「Access Advantage Account」とリンクされ、口座維持手数料はかからず、最小預金額の制限もありません。ある程度の預金額がある方には Online Saver と共に開設しておくことをお勧めしますが、多くの口座を管理するのは煩わしいという方は、上の2つの口座だけでも良いでしょう。

 

ANZ Smart Choice Super

こちらの口座は一般的な銀行口座とは性格の異なるものです。オーストラリアでは個人が年金口座を管理するのですが、これはその年金(Superannuation)のための口座です。ワーキングホリデーや留学生であってもオーストラリアで仕事をすると、会社から給料とともに一定割合の年金が支給されます。ただし、年金ですので一定の年齢になるか、永久的にオーストラリアから出国するまでは引き出すことができません。働き始めるときに、会社からスーパーアニュエーション口座の有無を聞かれます。もし無い場合には、会社側が提示した機関のスーパーアニュエーション口座が開かれ、そこに年金が支給されることになります。1つの銀行で口座をまとめておくと管理が容易ですので、働く予定のある方は合わせて開設することをお勧めします。

 

働き始めるときに会社に伝える銀行口座
  • 給料振込用の口座は、普通預金口座「Access Advantage Account
  • スーパーアニュエーション口座は、「Smart Choice Super

 * 給料振込用口座として誤って「Smart Choice Super(年金口座)」を指定してしまうと、給料は振り込まれますが引き出しができなくなります。

 

インターネットバンキング

オーストラリアでは若い人はもちろん、年配の方まで多くの人がインターネットバンキングを利用しています。公共料金の支払いや、銀行振り込み、自分の口座間の資金移動、海外送金、登録情報の変更などが可能で非常に便利です。スマホアプリ「ANZ Australia」も直観的で使いやすいので、是非使ってみてください。

スマホアプリ「ANZ Australia」ダウンロードは右のANZ銀行のロゴをクリック 

ANZ銀行ロゴ

オンラインで口座開設

ANZ銀行の口座は、ANZ銀行公式サイト(英語)からオンラインで開設することができます(12歳以上)。すべて英語ですのでハードルは若干高くなりますが、手順に従えば10分程度で開設手続きを済ませることが可能です。 

※ANZ銀行は日本からのオンライン口座開設サービスを終了したようです。以前は4大銀行であれば、日本からオンラインで口座を開設することができましたが2023年7月現在、唯一コモンウェルス銀行だけ、非居住者でも留学やワーキングホリデーなどでオーストラリアに滞在する予定があれば、オンラインで口座開設の申請が行えるようです。